【工場内での鉄骨組立て職】Hグレード鉄工会社

仕事内容は中核メンバーとして働く工藤さんのインタビュー記事をご覧ください。 この仕事の面白さや奥深さに触れています。 ■工藤さん（41歳　入社4年5か月　鉄骨組立職） 私が担当する鉄骨組立てとは、簡単に言いますと「壮大なプラモデルづくり」です笑。 プラモデルのように完成図があり、部品を組み合わせて完成までもっていくのが仕事になります。ただし完成すると6,7トン、大きいものでは15トンにもなる巨大な鉄骨を組み立てます。 当然自分の力では持ち上がるような代物ではありませんので、クレーンを手足のように扱い、たくさんある部品を動かします。 プラモデルでもそうですが、取り付ける順番を間違うとあとあと何倍も時間がかかってしまうので、一番はじめに行うのは「図面を見て段取り」することです。 実は完全なマニュアルはありません。 というのもお客様から要望される鉄骨は大きさや形、重さや材質が異なり、その用途も様々なため、毎回図面を見ながら壮大なプラモデルの完成までの道筋を考えることが必要です。 会社や人によって段取りは異なり、まさに経験やセンスが物を言う工程です。 自分の想像通りに進行したり、組立が綺麗だと充実感があります。 この仕事をしてかなりの年月が経ちますが、やればやるほど奥深く自分なりのこだわりが出てきて想像通りになると面白いものです。 私は溶接経験もあるため、ちょっとしたものなら溶接担当ではなく自分でやってしまいます。この溶接にもまたセンスや技術がわかりやすく出るため、毎回自分の腕試しをしています。難しい溶接の場合は社内のプロに任せますが、見る人が見るとそのセンスはよくわかるもので、この道にもまた深さがあるんだなといつも思います。 こうして話しているとなんでも人がやるように思うかもしれませんが、 当社には最新ロボットもあり、さまざまな資格を持つプロが各工程ごとにいますので、 皆で連携したり、ロボットに任せたりしながら、自分がすべきことに集中して品質の高い仕事をするよういつも気を配っています。 当社には技術力を高められるよう資格取得支援制度が充実しており、毎年いろんな資格に皆チャレンジしています。そして取得すると毎月の給料も増えるためやりがいにもなります。 社長は30以上も資格をもっているみたいです。 私もさらにプロになるべく技術を磨いていきたいと思っています。 この仕事は奥深さがあるため探求心があると本当に面白いですし、 鉄骨を完成させお客様に納品したときに出来を評価されるとやっぱり嬉しいものです。 私の場合は車で走っているときに「あの建物の中にはパパがやった鉄骨が入ってるんだよ」と娘に自慢したときに「パパすごい！」と娘に言われるのが結構嬉しいです笑。 当社はこの数年で大きく事業拡大しいまもその過程にあります。 仕事は沢山いただけてありがたい限りですが、もっと品質を高めるためにも新しい仲間にも来てほしいと思っています。 簡単な仕事ではないけれど、だからこそ面白さがある。 一緒に働くことになったら「面白さ・奥深さ・センス」を一緒に感じながら、技術を高めあうような良い関係でいたいですね。 【会社及び工場の動画】 ドローンで撮影しました♪ https://youtu.be/8SrhPg3C164

代表取締役 今泉嘉一郎より ■迷ったときはチャレンジ 経営していると様々な意思決定がありますが、 中でも大きな投資は熟考します。 それでも迷うときはアクセルを踏もうと決めています。 これまでに高額なロボットを導入したり、 大きな工場を建設したりと投資してきましたが、 後で「あの時こうしておけば」と思うことは正直あるものです。 現代は5年後10年後を予測しづらい環境ですが、 だからといって攻めの気持ちを忘れれば時代に取り残されてしまいます。 「迷ったら攻める」すべてにおいてこの考え方をベースにして判断しています。 ■やっぱり社員が大事 時には15tもある大きな鉄骨を扱うため、 リスク対策は当然重要です。 ただしだからといってずっとピリピリしていては仕事はつまらないものになります。 毎日工場をまわり社員と何気ない会話をしたり、 電話やLINEでコミュニケーションしたりと意思の疎通は 非常に大事にしています。 テクニックではなく単純に大事な社員が頑張ってる姿を見るのは 良いものです。 そして社員の幸福も大変重要です。 仕事をしっかりやったら早めに帰宅してもらえるよう業務改善も してきました。 今では19:00には社員はほぼ会社にいない状態です。 ■すべては人ですから 最先端のロボットを導入しても、扱うのはやはり人。 そしてお客様と話し本当に必要なものを把握し形にしていくのもやはり人。 私たちの仕事は「人」こそすべて。 だからこそ社員のスキルアップや資格取得には費用を惜しみません。 学び実践していくことでできることは拡がり、 仕事はもっと面白くなるものです。 「こんなことがしたい！」社員からそういう声が挙がると大変嬉しいです。